犬と一緒にお出かけを楽しみたいと考える飼い主さんは年々増えていますよね。中でも一人と一匹で電車移動で旅行したいという方も多いと思います。
車がなくても移動できる電車はとても便利ですが、初めて犬を連れて乗る場合、「吠えたらどうしよう」「周りに迷惑をかけないかな」と不安でなかなか行動ができないという方も多いですよねー。
実際、犬との電車移動には“知っているだけでかなり楽になるポイント”がたくさんあります。特に初心者の場合、事前準備をしているかどうかで、移動の快適さが大きく変わります。
例えば、
- キャリーバッグに慣れていない
- 混雑時間を知らずに乗ってしまう
- 駅構内で犬を怖がらせてしまう
- 車内マナーを理解していない
このような状態だと、犬にも飼い主にも大きなストレスになってしまいます。
でも、基本ルールや注意点を事前に知っておけば、犬との電車移動は決して難しいものではありません。短距離から少しずつ慣らしていけば、通院や旅行、カフェ巡りなど、行動範囲を大きく広げることもできます。
この記事では、
- 犬を電車に乗せる際の基本ルール
- 初心者が見落としがちな注意点
- 駅や車内でのマナー
- 長距離移動のコツ
- 便利グッズやトラブル対策
など、愛犬と電車でたくさんお出かけしてきた筆者が、初心者向けに分かりやすく解説していきます。
「愛犬との初めての電車移動を成功させたい」という人は、ぜひ参考にしてくださいね!
犬は電車に乗れる?基本ルールを確認
「そもそも犬って電車に乗れるの?」と疑問に思う人も多いですが、基本的には多くの鉄道会社で犬の同伴は可能です。
ただし、“そのまま抱っこして乗れる”わけではありません。鉄道会社ごとに細かいルールが決められており、それを守ることが大前提になります。
ここでは、初心者がまず知っておきたい基本ルールを解説します。
基本は「キャリーバッグ」に入れること
ほとんどの鉄道会社では、犬を乗せる際に「完全に収納できるケース」に入れることが条件になっています。
つまり、
- 顔が出ている
- 足が見えている
- 抱っこだけしている
このような状態では乗車できない場合がほとんどです。
使用できるものとしては、
- ペットキャリー
- クレート
- ペット用バッグ
などが一般的です。
さらに重要なのは、「犬の体全体が隠れていること」です。メッシュ部分は問題ありませんが、犬が外に飛び出せる状態はNGとされます。
JRと私鉄でルールが違うこともある
初心者が意外と見落としやすいのが、鉄道会社ごとにルールが異なる点です。
例えばJRでは、
- ケースに完全収納
- 一定サイズ以内
- 合計重量制限あり
といった条件があります。
一方、私鉄では、
- 無料で持ち込み可能
- サイズ規定がやや緩い
- ペットカート可
など、会社によって違いがあります。
そのため、移動前には必ず利用する鉄道会社の公式サイトを確認しておきましょう。
特に注意したいのは、
- 新幹線
- 特急列車
- 地方路線
- 観光列車
です。
通常車両とルールが異なる場合があります。
サイズ・重量制限に注意
多くの鉄道会社では、キャリーケースのサイズ制限があります。
一般的には、
- 縦・横・高さの合計が一定以内
- ペット+ケースの重量制限あり
というルールです。
中型犬以上になると、規定サイズを超えるケースも多く、利用できないことがあります。
特に初心者は、「犬だけのサイズ」で考えてしまいがちですが、実際は“ケース込み”で判断されます。
購入前にサイズ確認をしておくことが大切です。
「手回り品料金」が必要な場合もある
JRでは、犬を乗せる際に「普通手回り品きっぷ」が必要になるケースがあります。
料金はそれほど高額ではありませんが、知らずに乗ると駅で慌てる原因になります。
また、駅員さんに確認を求められる場合もあるため、
- キャリーの状態
- サイズ
- 重量
などは事前にチェックしておきましょう。
ペットを電車に乗せる方法【2026】|JR・私鉄・新幹線の持込ルール全社比較 | petlife-navi
盲導犬・介助犬は別ルール
なお、
- 盲導犬
- 聴導犬
- 介助犬
などの補助犬は、一般のペットとは異なる扱いになります。
公共交通機関への同伴が認められているため、キャリーケースに入れる必要はありません。
ペット同伴ルールとは別枠になることを知っておきましょう。
まずは「ルール確認」が最優先
犬との電車移動で最も大切なのは、「なんとなく乗る」のではなく、事前にルールを確認することです。
特に初心者は、
- ケースサイズ
- 料金
- 利用時間帯
- 混雑状況
を把握しておくだけでも、かなり安心して移動できます。
愛犬との快適な電車移動のためにも、まずは基本ルールをしっかり理解しておきましょう。
電車に乗る前の準備
犬との電車移動を成功させるために、最も重要なのが「事前準備」です。
初心者の場合、「とりあえずキャリーに入れて乗れば大丈夫」と考えてしまいがちですが、準備不足のまま移動すると、
- 車内で吠える
- 落ち着かなくなる
- 酔ってしまう
- トイレを我慢できない
などのトラブルが起きやすくなります。
逆に、事前に少し慣らしておくだけで、犬のストレスは大きく減らせます。
ここでは、電車に乗る前にやっておきたい準備を解説します。
キャリーバッグに慣れさせておく
初心者が最初にやるべきなのが、「キャリー=安心できる場所」と犬に覚えてもらうことです。
普段ほとんど使わないキャリーに突然入れられると、多くの犬は不安になります。
すると、
- 吠える
- 暴れる
- 出たがる
- 呼吸が荒くなる
といった反応を見せることがあります。
そのため、移動当日だけ使うのではなく、普段から部屋に置いて慣れさせることが大切です。
おすすめは、
- おやつを中で与える
- 中で寝かせる
- 短時間だけ入る練習をする
という方法です。
「キャリーに入る=嫌なこと」にならないようにしましょう。
最初は“短距離練習”がおすすめ
いきなり長距離移動をするのは、犬にとってかなり負担になります。
まずは、
- 最寄り駅まで歩く
- 数分だけ電車に乗る
- 1駅だけ移動する
など、短時間から始めるのがおすすめです。
犬も経験を重ねることで、「電車は危険な場所ではない」と理解していきます。
特に音に敏感な犬は、
- 発車ベル
- 車内アナウンス
- ブレーキ音
- 人混み
に驚きやすいため、少しずつ慣らすことが重要です。
トイレは事前に済ませる
犬との電車移動では、トイレ対策が非常に重要です。
移動直前にしっかり散歩をして、排泄を済ませておきましょう。
特に長時間移動では、
- 緊張
- 興奮
- 不安
などから、急にトイレをしたくなることがあります。
さらに、車内ではすぐに対応できないため、飼い主側の準備が必要です。
心配な場合は、
- ペットシーツ
- 消臭袋
- ウェットティッシュ
を持参しておくと安心です。
食事は“直前”を避ける
初心者が意外と知らないのが、食事タイミングの重要性です。
満腹状態で移動すると、犬が乗り物酔いしやすくなる場合があります。
特に、
- 車酔いしやすい犬
- 緊張しやすい犬
- 子犬
は注意が必要です。
一般的には、移動の2〜3時間前までに食事を済ませると安心です。
もちろん、水分補給は適度に行いましょう。
持ち物を事前チェック
犬との電車移動では、「忘れ物」が大きなストレスになります。
最低限、以下は持っておきたいアイテムです。
- キャリーバッグ
- リード
- ペットシーツ
- 消臭袋
- ウェットティッシュ
- 飲み水
- 折りたたみボウル
- おやつ
- タオル
- マナー袋
特に夏場は、熱中症対策グッズも重要です。
吠え対策も重要
犬が電車内で吠えてしまう原因の多くは、「不安」です。
そのため、
- 飼い主の声かけ
- お気に入りの毛布
- 匂いのついたタオル
などが安心材料になることがあります。
また、外の景色が見えると興奮する犬もいるため、キャリーを軽く覆うのも効果的です。
ただし、完全に密閉すると暑くなるため、通気性には注意しましょう。
“飼い主の緊張”も犬に伝わる
実は、犬は飼い主の感情を敏感に察知します。
「迷惑をかけたらどうしよう」と飼い主が過度に緊張していると、その空気が犬にも伝わります。
すると犬も不安になり、落ち着かなくなることがあります。
初めての移動では完璧を目指しすぎず、
- 短時間で終える
- 無理をしない
- 慣れることを優先する
という気持ちで挑戦することが大切です。
3.初心者が知らない「駅」での注意点
犬との電車移動では、「車内」よりも実は“駅構内”のほうが大変だった、というケースが少なくありません。
駅には、
- 大きな音
- 人混み
- エスカレーター
- 滑りやすい床
- 強いにおい
など、犬にとって刺激が多い環境がそろっています。
特に初めての電車移動では、駅に入った瞬間から緊張してしまう犬もいます。
ここでは、初心者が見落としがちな「駅」での注意点を解説します。
エスカレーターは非常に危険
犬連れで最も注意したいのが、エスカレーターです。
小型犬を抱っこしている場合でも、
- リードが巻き込まれる
- 足が挟まる
- キャリーが不安定になる
といった事故が起こる可能性があります。
特にキャリーバッグの紐や、犬の毛が巻き込まれる事故は実際に発生しています。
そのため、犬連れの場合はできるだけ、
- エレベーター
- 階段
を利用するのが安全です。
駅によってはエレベーターの場所が分かりづらいこともあるため、事前に確認しておくと安心です。
ラッシュ時間帯は避ける
初心者が失敗しやすいのが、「混雑時間を考えずに移動すること」です。
通勤・通学ラッシュの時間帯は、
- 人との距離が近い
- 大きな音が増える
- キャリーが押されやすい
など、犬に大きなストレスがかかります。
さらに、周囲の乗客にも迷惑をかけやすくなります。
可能であれば、
- 平日昼間
- 休日の空いている時間
- 混雑の少ない路線
を選ぶのがおすすめです。
特に初めての移動では、“空いている時間帯”を選ぶだけで難易度が大きく下がります。
改札前で慌てない工夫をする
駅で意外と焦りやすいのが改札です。
初心者は、
- ICカードが見つからない
- 切符を出せない
- 手回り品きっぷ確認で止まる
などで慌てやすくなります。
すると、その緊張が犬にも伝わります。
おすすめなのは、
- ICカードをすぐ出せる場所に入れる
- 事前に切符を用意する
- キャリーを安定して持つ
という準備です。
また、混雑している改札ではなく、少し空いている場所を選ぶと落ち着いて通れます。
ホームでは“端”が安心
ホーム中央は人の流れが激しく、犬が驚きやすい場所です。
特に、
- ベビーカー
- スーツケース
- 大きな荷物
- 走る人
などが近くを通ると、犬が不安になることがあります。
そのため、できるだけホームの端で待機するのがおすすめです。
ただし、線路には絶対に近づかないよう注意しましょう。
キャリーをしっかり持ち、犬が飛び出さない状態を保つことが大切です。
駅の床は滑りやすいこともある
雨の日や駅構内では、床が滑りやすくなっていることがあります。
もし犬を歩かせる場面がある場合は、
- 急がせない
- リードを短く持つ
- 滑りやすい場所を避ける
などの配慮が必要です。
特にシニア犬や足腰の弱い犬は注意しましょう。
長時間移動では休憩も必要
長距離移動の場合、犬もかなり疲れます。
そのため、
- 途中下車して休憩する
- 駅前で軽く散歩する
- 水分補給をする
など、こまめなリフレッシュが大切です。
特に夏場は、駅構内でも熱がこもりやすいため注意が必要です。
「駅に慣れる」だけでも大きな一歩
初心者の場合、いきなり電車に乗る前に、
- 駅まで散歩する
- 改札付近まで行く
- 音に慣れさせる
だけでも十分な練習になります。
犬にとって駅は刺激が強い場所です。
まずは「怖くない場所」と覚えてもらうことで、その後の移動がかなりスムーズになります。
電車内でのマナーと注意点
犬との電車移動で最も気を使うのが、やはり「車内での過ごし方」です。
電車は多くの人が利用する公共交通機関なので、犬好きな人ばかりではありません。
中には、
- 動物が苦手な人
- アレルギーを持つ人
- 鳴き声に敏感な人
もいます。
そのため、愛犬だけでなく“周囲への配慮”も非常に大切です。
ここでは、初心者が知っておきたい車内マナーや注意点を解説します。
キャリーは膝の上か足元が基本
車内では、キャリーバッグを安定した場所に置くことが大切です。
おすすめは、
- 膝の上
- 自分の足元
です。
特に混雑時は、通路にはみ出さないよう注意しましょう。
また、網棚にキャリーを置くのは危険です。
揺れによる落下や、犬の不安につながるため避けたほうが安全です。
キャリーは勝手に開けない
初心者がやりがちな失敗の一つが、「かわいそうだから」と途中でキャリーを開けてしまうことです。
しかし、車内で犬を外に出すと、
- 飛び出す
- 興奮する
- 周囲に接触する
などのトラブルにつながる可能性があります。
たとえ静かな犬でも、公共交通機関では基本的にキャリーから出さないのがマナーです。
犬が不安そうにしていても、まずは声をかけたり、落ち着かせたりして対応しましょう。
吠えた時は「すぐ対応」が大切
犬が吠えてしまうこと自体は、完全には防げません。
大切なのは、「吠えた後の対応」です。
放置してしまうと、
- 周囲のストレスになる
- 犬自身も興奮する
- さらに吠えやすくなる
という悪循環になります。
まずは落ち着いた声で安心させましょう。
そのうえで、
- キャリーを軽く覆う
- おやつで気をそらす
- 次の駅で一度降りる
などの対応が有効です。
逆に、大きな声で叱ると犬がさらに不安になる場合があります。
“におい対策”は想像以上に重要
飼い主は慣れていても、犬特有のにおいは周囲に伝わることがあります。
特に満員電車では距離が近くなるため、
- 濡れた毛
- トイレ臭
- キャリー内のにおい
などには注意が必要です。
対策としては、
- 移動前にブラッシングする
- 清潔なマットを使う
- 消臭シートを敷く
などが効果的です。
夏場は特ににおいが強くなりやすいため、こまめなケアを意識しましょう。
車両選びで快適さが変わる
初心者は「どこに乗っても同じ」と思いがちですが、車両選びはかなり重要です。
比較的落ち着きやすいのは、
- 端の車両
- 優先席付近を避けた場所
- 空いている車両
です。
また、ドア付近は人の出入りが多く、犬が驚きやすいことがあります。
できれば少し奥側に移動すると安心です。
夏と冬は温度管理に注意
犬は人間よりも温度変化の影響を受けやすい動物です。
特に電車内では、
- 冷房が強すぎる
- 暖房で暑すぎる
- 人混みで熱がこもる
など、体調を崩す原因が多くあります。
夏場は、
- 保冷剤
- 冷感マット
- 通気性の良いキャリー
などを活用しましょう。
逆に冬場は、
- 毛布
- 防寒マット
が役立ちます。
ただし、暑くなりすぎないよう調整も必要です。
犬を見せびらかさない配慮も大切
犬好きの人から話しかけられることもありますが、車内では過度な交流は避けたほうが無難です。
犬が興奮すると、
- 吠える
- 飛び出そうとする
- 落ち着かなくなる
原因になります。
また、周囲には犬が苦手な人もいます。
「かわいいから見せたい」よりも、「静かに移動する」ことを優先する意識が大切です。
“静かに過ごせる環境作り”が成功のコツ
犬との電車移動では、特別なテクニックよりも、
- 不安を減らす
- 刺激を減らす
- 落ち着ける環境を作る
ことが重要です。
飼い主が落ち着いて行動することで、犬も安心しやすくなります。
まずは短時間でも「問題なく乗れた」という成功体験を積み重ねていきましょう。
長距離移動で気をつけたいこと
短距離なら問題なく移動できる犬でも、長距離になると疲れやストレスが一気に増えることがあります。
特に、
- 新幹線
- 乗り換えが多い移動
- 数時間以上の移動
では、犬の体調管理がとても重要になります。
初心者の場合、「静かだから大丈夫」と思っていても、実はかなり我慢しているケースも少なくありません。
ここでは、長距離移動で注意したいポイントを解説します。
犬の“ストレスサイン”を見逃さない
犬は言葉で体調を伝えられないため、飼い主が変化に気づく必要があります。
長距離移動でよく見られるストレスサインには、
- ハァハァと呼吸が荒い
- 落ち着きなく動く
- 震える
- よだれが増える
- 何度も鳴く
- 水を大量に飲みたがる
などがあります。
特に「静かだから平気そう」と思っていても、緊張で固まっている場合もあります。
無理を続けると体調不良につながることもあるため、こまめに様子を確認しましょう。
長時間は“休憩”が重要
人間と同じように、犬も長時間同じ姿勢が続くと疲れます。
そのため、
- 途中下車する
- 駅前で軽く歩かせる
- 外の空気を吸わせる
など、適度な休憩を入れることが大切です。
特に新幹線や長距離移動では、数時間キャリーの中に入りっぱなしになることもあります。
犬の性格によっては、かなりストレスになるため注意しましょう。
水分補給は少量ずつこまめに
移動中は緊張で喉が渇きやすくなります。
ただし、一気に大量の水を飲ませると、
- お腹を壊す
- 酔いやすくなる
- トイレが近くなる
原因にもなります。
おすすめなのは、
- 少量ずつ
- こまめに
与える方法です。
折りたたみ式の給水ボウルがあると便利です。
新幹線では“座席選び”も大切
新幹線を利用する場合、座席位置によって快適さが変わります。
比較的おすすめなのは、
- 一番後ろの席
- 通路側
- 荷物スペース近く
です。
最後列は後ろに人がいないため、キャリーを置きやすい場合があります。
また、混雑する時間帯を避けるだけでも、犬への負担はかなり減ります。
トイレの我慢に注意
長距離移動で意外と多いのが、犬がトイレを限界まで我慢してしまうケースです。
緊張状態では排泄できない犬も多く、
- 膀胱への負担
- 体調不良
- 粗相の原因
になることがあります。
長時間移動では、途中で散歩できるタイミングを作ることも重要です。
子犬やシニア犬は特に慎重に
体力の少ない犬は、長距離移動の負担が大きくなります。
子犬の場合
- 環境変化に弱い
- 体温調整が苦手
- 酔いやすい
シニア犬の場合
- 足腰への負担
- 疲労回復が遅い
- 持病悪化のリスク
などがあります。
特にシニア犬は、普段は元気でも移動ストレスで急に体調を崩すことがあります。
不安がある場合は、事前に動物病院へ相談するのも安心です。
暑さ対策は“最優先”
長距離移動で最も危険なのが熱中症です。
犬は人間ほど汗をかけないため、熱がこもると短時間で危険な状態になることがあります。
特に注意したいのは、
- 夏の駅構内
- 満員電車
- 日差しの強いホーム
です。
キャリー内は想像以上に暑くなるため、
- 保冷剤
- 冷却マット
- 小型ファン
などを活用しましょう。
ただし、冷やしすぎにも注意が必要です。
「無理をしない」が最も大切
初心者が最も意識したいのは、“予定通りに移動すること”よりも“犬の安全”を優先することです。
もし途中で、
- 明らかに様子がおかしい
- 強いストレスを感じている
- 呼吸が荒い
などが見られた場合は、無理をせず休憩しましょう。
犬との移動は、慣れるまで時間がかかるのが普通です。
少しずつ経験を積みながら、「この子に合った移動方法」を見つけていくことが大切です。
実際によくあるトラブル事例
犬との電車移動では、事前に準備をしていても思わぬトラブルが起きることがあります。
特に初心者は、
- 「これくらいなら大丈夫」
- 「うちの子は静かだから平気」
と思っていても、慣れない環境で犬の反応が変わるケースが少なくありません。
ただし、よくあるトラブルを事前に知っておけば、落ち着いて対処しやすくなります。
ここでは、実際によくある失敗例や注意点を紹介します。
車内で急に吠え続けてしまう
最も多いトラブルが、「車内で犬が吠えてしまう」ケースです。
原因としては、
- 周囲の音に驚いた
- 人が近すぎる
- 不安や緊張
- キャリーに慣れていない
などが考えられます。
特に発車時の音や揺れで不安になる犬は多くいます。
初心者がやりがちなのが、焦って何度も声をかけ続けることです。
すると逆に興奮が強くなる場合があります。
まずは、
- 落ち着いた声で安心させる
- キャリーを軽く覆う
- おやつで気をそらす
など、刺激を減らす対応をしましょう。
どうしても落ち着かない場合は、次の駅で一度降りる判断も大切です。
乗り物酔いしてしまう
犬も人間と同じように乗り物酔いをします。
特に、
- 子犬
- 初めて電車に乗る犬
- 緊張しやすい犬
は酔いやすい傾向があります。
症状としては、
- よだれが増える
- 震える
- 吐く
- 元気がなくなる
などがあります。
対策としては、
- 空腹すぎ・満腹すぎを避ける
- 長時間移動を避ける
- 徐々に慣らす
ことが重要です。
不安が強い場合は、事前に動物病院へ相談する方法もあります。
キャリーから出たがる
移動中に、
- ファスナーを引っかく
- 中で暴れる
- 顔を押し出そうとする
など、「外に出たい」と強く反応する犬もいます。
この原因の多くは、“キャリーへの慣れ不足”です。
普段ほとんど入っていないキャリーは、犬にとって閉じ込められた空間に感じやすくなります。
そのため、
- 家で練習する
- キャリー内で寝かせる
- おやつを与える
など、日頃から慣らしておくことが大切です。
また、移動中に何度も開け閉めすると、逆に「出られるかも」と期待させてしまう場合があります。
車内で粗相をしてしまう
緊張や長時間移動によって、車内で排泄してしまうケースもあります。
特に、
- 子犬
- シニア犬
- 長距離移動
では起こりやすくなります。
こうした場合、慌ててしまう飼い主も多いですが、まずは落ち着いて対応しましょう。
持っておくと安心なのは、
- ペットシーツ
- 消臭袋
- ウェットティッシュ
- 消臭スプレー
です。
周囲への配慮として、におい対策も重要になります。
他の乗客とのトラブル
犬連れ移動では、周囲とのトラブルも注意が必要です。
例えば、
- 「犬が怖い」と言われる
- 鳴き声で迷惑がかかる
- 毛やにおいへの苦情
などがあります。
飼い主として大切なのは、「犬好きな人ばかりではない」と理解しておくことです。
特に初心者は、
- 空いている車両を選ぶ
- 混雑時間を避ける
- できるだけ静かに移動する
だけでも、かなりトラブルを減らせます。
夏場の体調不良
意外と多いのが、移動中の熱中症や脱水です。
キャリーの中は空気がこもりやすく、飼い主が思っている以上に暑くなっています。
特に、
- 混雑した車内
- 日差しの強いホーム
- 長時間移動
では注意が必要です。
もし、
- 舌を大きく出している
- 呼吸が極端に荒い
- ぐったりしている
場合は危険なサインです。
すぐに涼しい場所へ移動し、水分補給を行いましょう。
「失敗しながら慣れていく」が普通
初心者の場合、一度の移動で完璧にできる人はほとんどいません。
実際には、
- 思ったより吠えた
- 緊張していた
- 移動時間が長すぎた
など、経験して初めて分かることも多くあります。
大切なのは、「失敗=ダメ」ではなく、
- 次はどう改善するか
- どんな環境なら落ち着くか
を少しずつ理解していくことです。
犬によって性格も反応も違うため、あなたの愛犬に合った移動スタイルを見つけていきましょうね!
まとめ
犬との電車移動は、最初は不安に感じることも多いと思います。
でも、
- 基本ルールを理解する
- 事前準備をしっかり行う
- 犬の性格に合わせて慣らす
この3つを意識するだけで、移動のハードルは大きく下がります。
特に初心者が大切にしたいのは、「いきなり完璧を目指さないこと」です。
最初から長距離移動をしたり、混雑した時間帯に乗ったりすると、犬にも飼い主にも大きな負担になります。
まずは、
- 短距離移動
- 空いている時間帯
- 落ち着ける環境
から少しずつ慣れていくのがおすすめです。
また、犬との電車移動では“周囲への配慮”も欠かせません。
- キャリーから出さない
- におい対策をする
- 吠えたらすぐ対応する
といった基本マナーを守ることで、周囲とのトラブルも防ぎやすくなります。
そして何より大切なのは、「犬が安心できること」。
犬は飼い主の感情にとても敏感です。
飼い主が落ち着いて行動することで、犬も安心しやすくなります。
最初はうまくいかないことがあっても大丈夫!
少しずつ経験を積みながら、愛犬に合った移動スタイルを見つけていきましょう。
慣れてくると、
- カフェ巡り
- 旅行
- 通院
- お出かけ
など、愛犬との行動範囲が大きく広がります。
ぜひ今回紹介したポイントを参考に、電車移動にチャレンジして、愛犬との楽しい思い出をたくさんつくってくださいね!
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